「時の鉄路」ＴＯＰへ→　　　　←三重県鉄道略史ＴＯＰへ

時の鉄路

〜　ｔｈｅ　Ｈｉｓｔｏｒｙ　ｏｆ　Ｒａｉｌｗａｙｓ　〜

第１１話　天王寺鉄道管理局　車両別配置表Ｓ４２・４３

車両所属先から見るヨン・サン・トオ改正前の姿（その１）

●ヨン・サン・トオ改正（Ｓ４３．１０）と言えば日本国有鉄道の最も輝いていた時代のダイヤ改正として
　　ご承知の方も多いとおもわれる。５８３系が全国に登場し、特急・急行の大増発で非常に有名である。
　　　しかし、三重県に限っては近鉄特急の躍進著しく、すでに競合国鉄線の敗退は決定的であり、この頃を
　境に非常に消極的なダイヤとなっていくのである。あらたな需要喚起をねらって新設された名古屋−
　東和歌山間の特急「あすか」や参宮快速の流れをひく名伊間ＳＬ快速をＤＣ急行化した名古屋（岐阜）
　−鳥羽間の急行「いすず」などは、この頃惜しくも廃止されていった。また、夜行急行「伊勢」「大和」
　も「那智」に吸収される形で「紀伊」となり、運転区間は残ったものの僅か数両の寂しい編成となった。
　　　今回はその改正直前の最も華やかりし時代を天王寺鉄道管理局車両別配置から眺めて見ることにした。
　そこには、当時の時刻表からでは見つけることのできない、新しい発見があることと思います。　　　　

＜機関車の部＞　　＜気動車・電車の部＞　＜客車の部＞　＜亀山駅時刻表S41.3＞

撮影・写真提供：西野伊吹様

紀勢本線・鈴鹿川鉄橋をばく進する奈良運転所のＤ５１　８８２　デフに描かれた「月と鹿」がトレードマークだった

機関車の部（一部名鉄局含む）

蒸気機関車（ＳＬ）

ディーゼル機関車（ＤＬ）

電気機関車（ＥＬ）

　　　　※電気機関車については、昭和４２年−鳳電車区所属、昭和４３年−竜華機関区所属

＜機関車の部＞　　＜気動車・電車の部＞　＜客車の部＞　＜亀山駅時刻表S41.3＞